ゼロ「皆さん、用意はいいですね?」
静かな校庭。そして・・・・・・。
ゼロ「始め!!!」
戦いが、始まった。
ジョン「喰らえ!シュバイカーを舐めるなあアアア!!!」
シュバイカーとは、ジョンの赤石でのアーチャー時の名前である。
今は使われていないようだが。
弓矢を連射するジョン。取りあえず人に刺さらないような処置がされている。
ネス「い、いきなりパクリネタだなんて!!!!!」
ラケットで防ぐネス。その動きは俊敏である。
ジョン「紫電!合流だ!」
紫電「OK!!!」
背中合わせになる二人。そして弓を撃ちながら移動していく。
その弓は弾かれてはいるが、足止めにはなっている。
さいず「てい、た!そいや!」
足で弓矢を弾くさいず。更に肩に担いでいたバッグに入れて合ったサッカーボールを
取り出すと・・・・・。
さいず「ロングパス!」
紫電たちの奥の場所へと蹴り飛ばした。
するとサッカーボールはまた弾かれる、そして、またパスでさいずの元へと帰っていく。
さいず「よし、OK。・・・・・行くぞ!」
サッカーボールがパスによって高速移動する。そして、それによって出来た
トライアングルは紫電たちを囲んでいた。
紫電「おっと、やられたぞ、ジョン!」
ジョン「一点集中突破で逃げるか!?」
紫電「決定!」
二人で一気に矢をトライアングルの一点に撃ち続ける。
それによって、サッカーボールは弾き出された。
紫電「今だ!」
逃げようとする二人、だがまたその瞬間、目の前にボールが光速で横切る。
さいず「逃がさないよ!」
紫電「・・・・・クッ、仕方ない。あの手を使うぞ!(ニヤッ」
ジョン「(何!?寒気が!!?)」
ジョン・ドゥ、紫電を庇い(ってか盾にされ)撃沈。
こちら、科学研究部1年生組の戦い。
エア「月闇!例の実験の成果を出すときが来たぞ!」
全員がピタッと固まる。何故か?そんなの言うまでも無い。
月闇「OK!爆磁力装置設置!」
二人の周囲1メートルに黒い円の形の機械が置かれる。
月闇「発動!!!!!」
スイッチを入れる月闇、その瞬間、まず悲鳴が上がった。
起こっている事態。それは、機械の所へと半径10メートル以内の砂が猛スピードで集まっているのだ。
いや、正しく言えば砂鉄だ。その砂鉄は周りに集まる人間の足を集中的に攻撃していく。
懐かしい人間が崩れ去る。
司馬「くっ・・・・・近寄れないか・・・・・ならばこれを使わせてもらうぞ!」
お馴染みのショットガン。そしてそれを二人へと撃つ。だが・・・・・。
司馬「な!!!!?」
名前で推測して欲しい。ともかく、碁石は砂鉄の壁によって弾かれたのだった。
月闇「まだ驚くのは早いよ!」
黒いボール(野球くらい)を取り出す月闇。
そして、司馬のいる所より奥へ投げた。そのボールは急に展開し、
エアスト達の周りにある円と平行な線になる。
司馬「・・・・・・?・・・・・・・・あっ!!!!!」
気付いた司馬、だがもう遅かった。
エア「グッバイ!!!!!」
砂鉄の塊が司馬に襲いかかる、そしてそのまま司馬は
さっきの平行線のところに吹っ飛び、最後はそれより遠くへ飛ばされた。
しかし、砂鉄はその平行線の上でとどまっていた。
司馬「見抜け・・・・・無かったか・・・・・・・。」
そのまま司馬は衝撃のダメージの所為か、気絶した。
実験材料
エア「さあ!このまま行くぞ!仲間!」
月闇「オッケー!」
「―――・・・・・・甘いね。」
月闇「何だ!?いきなり電源が!?」
エア「どうしたんだ!?」
月闇「・・・・・・・・切れた。」
驚くエアスト。その目線の先には大量の家具などが浮いていた。そして、
その中心に立つ人物。それは・・・・・・。
FER「オカルト研究部部員、Inferno、只今推参。」
Infernoだった。オカルト研究部は何なんだ。
あとがき 次回!Infernoさんが大活躍!(?)請うご期待!