ここは、さっきの場所。エアスト達が戦ってた場所。
そこではもちろんの事だが、エアスト達がまだ戦っている。
って言っても正直不利な状況だ。

エア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クッ。もう限界か・・・・・。」

ジョン「まあ、正直な・・・・・。」

月闇「みんなガンバ〜。」

そう言って機械をいじっている月闇。さっきのトリップ状態をどうやって克服したのだろうか。

エア「完成はまだか?」

話によると何か作っているみたいである。

月闇「後もう少しなんだけど・・・・・。」

ネス「どうしたの?」

月闇「生贄が一人必要で・・・・・。」

一斉に全員の視線が一人へと向く。

ジョン「・・・・・・・・・・・・何で俺を見るんだ!!!!?

月闇「嘘だよ、大丈夫。必要なのはジョン君だから。」

ジョン「嘘になってない!!!!!」

月闇「まあ、そんなことはともかく、出来たよ。」

ジョン「無視!?」

月闇が取りだしたのは長さ2メートルくらいの鉄パイプ。

ネス「・・・・・って、鉄パイプ!!?」

ジョン「時間かけてそれかよ!!!!!」

月闇「失礼な!そんな訳がないじゃん!」

そう言うと、エアストに渡して・・・・・・

月闇「振り回して。」

ただそれだけ言うと、地面に伏せた。それを見た二人も、何かあると思って座る。

エア「・・・・・・。」

未だに状況がつかめてないエアスト。だが取りあえず鉄パイプを横に振ってみた。
すると、いきなりその鉄パイプは加速したと思うといつの間にか
半径2メートルの円の上にいた相手をなぎ払っていた。

月闇「超加速機能。どう?」

ジョン「・・・・・・・・天才だよ。」

ジョンは周りを見渡して言った。そして、足元に居る人物に気がついた。

ジョン「・・・・・これ。」

ネス「ウチの兄ちゃんだね・・・・・。」

懐かしい予備知識だが、ネスの兄は司馬である。
そう言うわけで、今地面に転がっているのは司馬で間違いないだろう。
無残にも身体全体に踏まれた後が残っている。正直なところ生きているだろうか?

司馬「ん・・・・・ぐ・・・・・・・ハッ!ここは一体!?」

心配には及ばなかったようだ。司馬は目覚めるとすぐに立ち上がる。

ネス「取りあえず、大丈夫?」

司馬「何でネスが・・・・・まあ大丈夫だよ。」

そう言うと司馬は、さっき落としたショットガンを探そうと周りを見渡す。
そしてやっと自分達が囲まれている事に気がついた。

司馬「これは・・・・・一体どうなっているんだ?」

ジョン「話せば長いことながら・・・・・。」

司馬「いや、そっちは想像付いたよ。それより、あれはどうしたんだい?」

ジョン「・・・・・!?」

月闇「うわ、ミスっちゃったよ。」

ネス「それだけで済ませるの!?」

全員の目線の先。そこにはエアストが居た。ただし、後頭部から血を流して倒れている。
まあ、原因はと言うと、手に持っている鉄パイプ。それが加速しすぎてそのままの勢いで
エアストの後頭部へとぶつかったのだ。

ジョン「あれは、取りあえず自爆ですね・・・・・。」

司馬「ふ〜ん・・・・・。」

・・・・・・そんな話をしているが、囲まれてることに気づいているのだろうか?

ネス「知ってるなら言ってよ!!!!?」

正直面白そうだったんで言わなかった。

 

場所を変え、外側。そこには二人の存在があった。片方は紫電、片方はJOKER。

紫電「話しかけなければ気づかなかったのにね・・・・・。その影の薄さは反則だよ。」

J「・・・・・何か凄い失礼な事言われてる・・・・・。」

紫電「まあ、君の攻略方法は知ってるから、簡単に通らせてもらうよ。」

J「攻略方法も何も無いでしょ!?」

すかさず言う。分かってないな、JOKER。君は生まれながらにして最強の能力を持っているのに。

J「第三者君まで何を言ってるの!?」

紫電「取りあえず行くぞ!」

矢を放つ紫電。取りあえずこの矢は刺さらないらしいので安心のようだ。

J「ふ〜ん、じゃあ大丈夫かな?」

矢を弾いて言うJOKER。それを見て紫電は少し笑みをこぼしてもう一発放った。
これも難なく弾いた、と思ったらJOKERの手からラケットが消えてる。

紫電「油断大敵・・・・・・だよ。」

後ろを向くJOKER。そこには矢がめり込んでいるラケットがあった。
どうやら二発目が本気だったようだ。

J「・・・・・・まずいね。」

ボソリとJOKERが漏らす。・・・・・言わなくても分かってることだろうに。

 

あとがき   やっと眠れる・・・・・お休みなさいw